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  • 第1回<問題>
  • 青森から栃木までの観光旅行。
    何通りの行き方がある?
  • 小学5〜6年生向け
  • 論理性

けいくんは、青森のおばあちゃんの家から出発して、栃木の自分のうちに帰るまでに、観光旅行をしていこうということになりました。

矢印のように道路を通っていくことは決まったのですが、どこに寄ろうか、どのルートを使って栃木までいくかということはなかなか決まりません。
さて、青森から栃木まで何通りの行き方があるでしょう?

秋田、岩手、山形、宮城と、そこまでの行き方を、ていねいに数えあげてみると、なにかルールが見えるかもしれませんね。

解答・解説を見る

正解は…34通りです!

秋田まで行く方法は、「青森→秋田」の1通り。岩手まで行く方法は、 「青森→秋田→岩手」、「青森→岩手」の2通り。山形まで行く方法は、秋田か ら行くか、岩手から行くかの2つの方法しかなくて、それぞれの町までの行き方 が、秋田1通り、岩手2通りなので、1+2=3通り。

同じように、宮城まで行く方法は、「岩手までの行き方+山形までの行き方」と なり、以降も同じようになります。

つまり、ある場所までの行き方=前の町までの行き方+もう一方の前の 町までの行き方となります。 この関係を下図のようにまとめます。

解説図

よって答えは34通り。
さて、これはフィボナッチ数列と呼ばれる有名な数の列です。
その数とひとつ前の数を足して次の数ができる数列で、自然界にも密接に関係し ています。例えば、ひまわりの種はらせん状に21個、34個、55個、89個…と並ん でいたり、木の枝の分かれ方も、1・1・2・3・5・8・13…となっています。

今回の問題では、手を動かすことで「論理的思考力」を養うことができます。地 図やガイドブックを見て道順や観光コースを選択するときに、ルートのつながり を、網の目から選び取る視覚的イメージ力を高めてくれるでしょう。

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  • 正解率は28%でした
東京大学・同大学院修士課程卒業。 1993年2月、小学校低学年向けの「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を、 同期の大学院生等と設立。算数オリンピック問題作成委員・決勝大会総合解説員も務めた。 公立学校の教職員を対象にした講演を始め、2006年からは、長野県青木村の青木小学校で定期的に、 思考力の授業を行うなど、公教育への貢献にも力を入れている。 著書に『10歳までが勝負!「生きる力」をはぐくむ子育て』(角川SSC)などがある。
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