受験成功を呼ぶ!イメージの力
本命受験の前にやっておくべきこと
今回のお話は、受験する高校についてです。そろそろ志望校も固まっているころでしょう。受験の高校が決まって、「ここを受けます。絶対、合格するつもりなので、ほかは受けません」。こんな子もお子さんの中には、きっといるでしょう。しかし、これは絶対にいけません。どんなに行きたいところが決まっていても、その志望校の前に一度、私立の高校を受けてください。その高校は、自分が受ける高校よりも、レベルが少し低いところがベストです。なぜ、こんなことをしなければいけないのでしょうか。
これには、2つの目的があります。
1つ目は、受験というものに慣れるということ
2つ目は、合格のイメージを頭に植え付けること
になります。
1つ目の『受験というものに慣れること』とは、受験そのものを体験するということです。受験の緊張感、張り詰めた空気、周りの雑音、テストの受け方、時間の計り方…など、受験に関することは高校ごとに多少は違っていても、重なる部分が多々あります。これらのことを、一度でも体験しておくのと、しておかないのとでは雲泥の差。はっきりと試験への取り組みに影響が出ます。こうしたことは、模試では味わえないこと。練習はあくまで練習であって、本番の空気を吸うことはできません。この『本番だからこそ味わえる独特の雰囲気』を、必ずお子さんに志望校を受けさせる前に経験させておきましょう。
2つ目の『合格のイメージを頭に植え付けること』とは、その名のとおり、受けた高校の合格を手に入れるということです。合格することで、お子さんの頭には「受験は合格できるもの」という植え付けが無意識にできます。
一度も受けていなかったり、全部落ちていた場合、「受験は受からないもの」として頭に植え付けられてしまいます。こうしたことがないように、志望校に受かる前に合格を手に入れておく必要があります。このため、自分の志望校よりも少しレベルを下げた高校を受験したほうがいいでしょう。
このように、一度受験しておくことは、いろいろな面において必ず役に立ちます。お子さんにはぜひ、行かないとわかっていても、志望校の前に最低ひとつは他の高校を受験させましょう。この経験が志望校を受ける際、テストに集中させてくれるはずです。絶対受けさせましょう!!
そのほかのピックアップ記事を読む
- 5歳児ママの部屋
- 小学校低学年ママの部屋
- 小学校高学年ママの部屋
- 中・高校生ママの部屋
- 子どもの習い事について話そう
- 子どものためのお金
- 働く女性の部屋
- Powered by ウィメンズパーク
- 友人関係・いじめ
- 思春期・反抗期・体の成長
- 中学校選び・受験
- 塾・通信教育・家庭教師
- 家庭学習
- しつけ・家庭のルール・くせ
- 学校・先生・PTA
- Powered by Benesse教育情報サイト