集中力がない子、意外な理由とは?
朝食抜きだけが原因?
先日、学校の会議がありましてね、「どうも、最近の子どもは集中力が足りない…」という議題があがりました。集中力の欠如を解決する方法はいくつもあると思いますが、身体の面からアプローチしていくことを考えてみましょう♪
集中力がない時というのは、疲れている時が多いですね?ラッシュ時のサラリーマンの顔も疲れている方が少なくないようですが、子ども達も負けずに疲れているようです。ですから、まだ授業が始まっていない一限の授業から、陸にうちあげられたクラゲのような子どももいるわけです(笑)。そんな子どもに「朝ごはん何食べた?」って聞くと、2通りのタイプに分かれます。
<1>お菓子だけ食べてきた生徒
<2>お腹いっぱいご飯を食べてきた生徒
<1>に関しては、理解しやすいですよね?ジャンクフードは身体の栄養になるどころか、有害なことが多いんです。お腹が空いたという理由だけで、食べるというのはいただけません。しかし、<2>は意外ではありませんか?だって、しっかり朝ごはん食べてきているんですよ?お母さんが朝早くから作ってくれた愛情たっぷりのご飯をたくさん食べているのに、身体がだるくて、気が散り、集中力を欠くのです。
しかし、意外とこういう生徒は少なくありません!朝食抜きの生徒よりも疲れているケースもあります。この現象はなぜ起きているのでしょうか?
実は、午前中は人間にとってデトックス(解毒)の時間だという説があります。つまり、少し品がありませんが、食べ物を口から入れるより、トイレで出すものを出す時間帯。この時間帯にジャンクフードを入れるなんてもってのほかですが、栄養があると思われる食べ物を入れすぎるのも問題ありということなんですね。腹八分目というところでしょうか…。
人には色々タイプがありますから、朝ごはんをモリモリ食べて、元気に1日過ごす生徒もたくさんいます。でもその一方で、朝ごはんをたくさん食べているのに身体の調子がイマイチで、集中力のない子どもも多くいます。
後者のタイプの子どもの場合、朝は果物だけとるようにすることをオススメ致します。できれば、日本の果物がいいですね。やはり、生まれ育った土地の食べ物が一番自分の身体に合いますし、栄養も吸収しやすいですから。
人間の歯って、猿とかゴリラと似ている歯並びですよね?猿やゴリラはやはり果物を食べています。だから人間にも果物がいちばん適していると、最近の研究で明らかにされてきたようです。「果物じゃ筋肉とかつかないじゃないか」と思われるかもしれませんが、ゴリラは筋肉隆々ではありませんか?
最近、日本はエンゲル係数が減っているそうで…私たちの身体に入れるものなのですから、ちょっとくらい贅沢して、おいしくて身体が元気になるものをとっていきたいものですね♪
今回は、少し非常識なことを書かせていただきました。どこの学校だって、朝ごはんをモリモリ食べなさい!と教えていることでしょう。でも、朝ごはんをたくさん食べてきても、集中力のない子どもがいる以上、常識を疑う勇気も必要ではないでしょうか。少し変だなと感じる常識を疑ってみる…それが本当の意味での自立という第一歩なのかもしれません!!
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