メルマガはコチラ!

集中力をつけるメリハリ勉強法

最初は15分から

今日は、集中力についてお伝えしたいと思います。

「集中力がうちの子はなくて…」
「すぐ二階から、降りてきてしまう…」
「どうも、試験中、集中力が途切れてしまうようで…」

試験が近づくにつれて、どのご家庭でも苦心する悩みのひとつでもあります。
確かにできる子というのは、集中力があるんです。
やるべき時に、ガチッと集中することができる。
これは、何にでも大切な力となることは間違いありません。

しかし、ここで注意してほしいのは、決して長時間勉強をし続けているわけでは…実は、ないんです。
ある一定時間集中して、やるべきことを終わらして、やめる。
メリハリをつけて、やるべきことを終わらしています。
特に忙しい中学生ならば、そして、試験間際ならば、必要となる力ですよね。
さて、この集中力。どうやって鍛えたらいいのでしょうか?

集中力を身につけるためには、まず、必要な大切な事があります。
それは、長時間勉強しないこと。
敢えて、そこから取り組むようにしてみましょう。
先ほどいったように、集中力がある子は決して長時間勉強しているわけではないんです。
短い時間で、グッと集中している。
「え?勉強してほしいのに!」という声が聞こえてきそうですが、駄目ですよ。
逆に、脳が疲れてしまって、だらだら時間が増えてしまうんです。
人の頭の集中できる時間というのは、脳年齢により決まっています。
中学生ならば、90分が限度。
もちろん、その代わり、その時間にやるべき目標をしっかりと決めて、その時間まではしっかりとやる。
そして、それが終われば、しっかりと休みを取る。
これが重要なんです。

ポイントは、後半。休みを取るということ。

つい、もう少しできるから…とか、頑張れ…と思い、続けてしまったり、してしまいがち。
メリハリをつけることは、休みもしっかりとることからはじめなければ駄目です。
だから、90分やったら、しっかり15分休む。
この繰り返しがGOODです。
試験も、大概の試験が50〜90分。休みが10〜20分のサイクルになっているはずですね。
もちろん、最初からこのサイクルができれば問題ないのですが、最初はなかなか集中力が持たないもの。
慣れていないと、それは当然です。

そんな時は、最初は、15分からでOK!
15分集中してやったら、10分休憩。
その感覚でいいので、続けてやってみましょう。
そのうち、15分は余裕になってきたら、20分にしてみる。
20分が余裕になったら、30分にしてみる。
そうして、90分集中して、15分休むのサイクルを身につけていきましょう。

決して最初から飛ばさないように。
少しずつでかまいません。慣らしていきましょう。
しっかりと習慣になりさえすれば、集中力はお子さんのもの。
試験中も、集中力は途切れることなく、持つようになります。
だらだらやる勉強は、脳にも入りにくいもの。
できる子は、しっかりと集中して、短い時間で身につけます。
集中力型人間に、挑戦してみましょう!