子どもに自信を持たせるには?
『認められる喜び』を感じさせる
自信をつける。
実はこれは非常に難しいのです。
大人でさえも「自分に自信を持っている」と言える人はほとんどいないでしょう。なぜなら『自信』は自分でコントロールすることができないものだからです。
自信をつける時は自分自身が、「あれっ!私っていいかも?」「僕ってけっこうやるじゃん!」と、自分で自分を認めることができなくてはなりません。
自分は自分のことをよく知っています。だからとても厳しく自分を見るのです。そのため、反省は得意。でも自分を認めたり褒めたりすることは苦手なのです。
ですからその厳しい自分が自分を認め、「私は○○だ!」とか「私は○○ができる!」と思える状態になることは、1人ではとても難しいのです。
ところが、誰かに認められたり、褒められたりすると、私たちは「そうなのかな?」「もしかしたら、そうなのかも知れない」と思うことができます。
多くの人に認められるほど、多くの人に褒められるほど、その気持ちは強くなります。デビューしたての歌手や女優がどんどん上手に、どんどん美しくなるのと同じです。
そうです。自信を持つきっかけは人から認められること、褒められること、なのです。
私たち親には、子どもが自信を持つ『きっかけ』を与えることができるのです。それは、自分の子どもを優秀に育てるために私たち親に与えられた特権です。せっかく特権を与えられているのですから、使わない手はありません。
そうです。あなたが子どもを認めるのです。「あなたは私にとって重要な存在なのよ」と子ども自身の存在価値を認めてあげるのです。
『認められること』は、すべての人間が持つもっとも強い欲求です。認められたいという欲求が満たされることで、大きな喜びを感じることができるのです。そしてその喜びは脳をより活発に活動させることがわかってきています。
それは男性でも女性でも、お年寄りでも同じなのだそうです。そして成長段階の子どもであれば、脳の発育に大変な効果があるのだそうです。
子どもにとって大きな存在である『あなた』。もっとも重要な存在である『あなた』に認められれば、喜びはひとしおです。子どもはその喜びも何度も感じたくて、お母さんに認められるような行動をとるようになります。
そうなれば、しつけなどいりません。子どもが自発的に善悪を判断しだすのですから。
もうお分かりですね。あなたが子どもを認めてあげて、褒めてあげることができれば、子どもたちは自発的に能力を高めだすのです。
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