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いまの子どもが挫折しやすいのはなぜ?

失敗が自信を育てる

送られてくる悩み相談メールの中で多いのが、「子どもに自信をつけさせたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」というものです。今日はそのことについて、書いてみます。
その前に、ちょっと考えて欲しいことがあります。

「自分ができる」ことと、「人に教える」こと。
これは同じでしょうか?
両者はまったく異なります。

たとえば、スポーツのコーチ。選手としては、二流、三流、あるいは無名や無経験の人でも、一流選手を育てるのが得意な人がいます。
一方で、選手としては一流でも、コーチとしては、「うーん」という人もいます。というより、両方できる人はほとんどいません。

「自分ができる」ことと「人に教える」ことは、やることからプロセスまでまったく違います。
わたしはというと、人に教えるのが得意な人間です。
だから、大学に関して言えば、二浪して早稲田に合格しました。この程度は全然大したことではありません。

むしろ、わたしは自分で学ぶ場合、人の何倍もかかるほど遅いのです。
その代わり、人よりも深く深く考え、どうやったら自分のような学びの遅い人間でも身につけられるようになるだろうかと試行錯誤して、人が普通経験しないような失敗や回り道をして、学び取ります。

だから、なにをやればいいか、だけでなく、なにをやってはいけないか、というのもよーく分かるのです。
こうすれば失敗するというのがよく分かる。

あることをするのに、5通り考え付いたとします。
正しい方法は1つ。
答えばかり教えられている人は、どれをやればいいか分かるでしょう。
ところが、ひとたび、外れるとどうしていいのか分かりません。そして、挫折。

失敗をしている人間は、失敗しても、大丈夫。対処の仕方が分かっています。
もし分かっていなくても、数多くの失敗を経験しているから、失敗してうまくいく方法が分からないときに、どのような考え方をし、どう正解を導き出していけばいいかを探り出す方法を知っているのです。

いまの子どもたちにはそれがない。記号は勘で選ぶし、記述問題は最初から諦めている。
これをずっと繰り返しても、力がつくはずがありません。
こういうやり方は、やればやるほど悪い習慣が定着するだけなので、かえってまずい。

わたしは、自分自身の学びにおいて、数多くの失敗を経験してきました。
だから、わたしは学んだことを分析し、考え、理論的に体系的にまとめ上げる。これが大得意なのです。

テキストも解説書ももらい、同じことを毎回毎回おなじように教えている人と、まったくゼロのところから始めて数多くの失敗を経験し、教材を自分で考えて創り上げ、いろんな業界のいろんな人から教わって実践し、身につけてきたのとでは天と地の開きがあるということです。

ずいぶんと回り道をしてきましたが、人の何倍も学び取ってきたものがあります。それだけの自信がわたしにはあります。
そうです。自信はそうやって身につくものです。

いまのお子さんたちは、遊ばないし、失敗しない。与えられたノルマをこなすだけ。
自信なんてつくはずがありません。
テキストどおり、マニュアルどおりに行かないとすぐにつまずき、挫折する。失敗したときの対処が分からない。

こういう育て方はやめましょう。
独立したい、会社をおこしたい、そう思っている社会人はたくさんいます。そういう人たちの多くが、熱心に勉強し、本をたくさん読み、知識を蓄えている。
しかし、1年経っても2年経っても何も進んでいないのは、失敗したときの対処が分からないという理由によるところが多いでしょう。

自信は自分で勝ち取るもの。
そのためにわたしの塾では、お子さんたちに積極的に作文コンクールにチャレンジしてもらい、失敗したり悔しい思いをしたりしながらも、何度も何度もチャレンジして、最後に栄冠を勝ち取ってもらおうと取り組んでいます。
1年後、3年後、5年後、10年後、そういう子ども達を日本で一番多く育てた塾となるよう、今後も取り組んでいきます。
これが、いままで数多く失敗をし、学び取って、日々成長しているわたしの自信です。