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勉強がはかどる4つのポイント

夏休みには、夏休みの学習法がある

1.長い夏休み、同学力のライバルがいると成績は急上昇します。

長い夏休みの間に同学力のライバルと競い合って勉強すれば、成績は急上昇します。
競争がいいのか悪いのかは別として、1人でコツコツ勉強するより2人で勉強するほうが、やる気も出て勉強も2倍はかどります。さらに同学力の2人が競争すれば、成績は3倍にも上昇するでしょう。

こういう実験結果がありました。1人に教室で計算するように言います。
そしてそこへ見知らぬ人を1人入れると、やる気が出て1人のときの2倍の計算をこなすようになるのです。
そしてさらに同学力の2人に競争してやるように支持すると、1人のときの3倍の量がこなせるようになります。

つまり人は1人のときより、人がいるときのほうが競争意識がでて、集中するようになります。そしてさらに同学力の人と競争すれば、それは1人のときの3倍の効果を発揮するのです。
成績を伸ばしたければ学力の離れている人ではなく、同学力の人と競い合うことです。


2. 夏休み、1人ではやれない学習も、グループなら楽しくやれます。

人はみんながすることに同調する性質があります。みんなと同じ行動をしたくなるものです。
また集団圧力といったものがあり、この圧力によって人の行動は簡単に変わってしまいます。1人ではやれない学習も、この同調性と集団圧力をうまく利用すれば、勉強が大いにはかどります。

たしかにグループでわいわい学習すると楽しいけれど、勉強がいっこうに進まないという人もいるでしょう。しかしそれはやり方が悪いのです。
勉強するのですから、やはりあらかじめノルマを決めるのがよいでしょう。グループに異性は厳禁です。そしてお互いに質問しあったりすることで、楽しく勉強を進めることができるでしょう。

どうも気が乗らない。勉強するのもつまらない。そう思っている人は集団圧力の力を借りてグループ学習すれば、勉強が楽しく進められます。
ただし学力が離れている人たちと同じグループ学習するのはやめましょう。やる気がかえってなくなります。
グループ学習するときは、同じ学力レベルの人たちとグループを組むようにしましょう。そうすれば長い夏休みもうまく乗り切れるのではないでしょうか。


3. 苦手な科目の勉強法にはコツがあります。

この夏休みに苦手な科目だけは何とかしたいと思っている人もいるでしょう。苦手科目の勉強は夏休みのような時間的余裕があるときには、作業制限法でいくと効果が上がります。

得意な科目は時間が気にならず、長時間勉強を続けられます。それに対して苦手な科目は時間は気になるし、少しやっただけでイヤになってしまいます。
しかしこのまま放っておくわけにはいきません。ますますイヤになってしまいます。

ふだん学校に通っているときなら、苦手な科目は時間制限で、得意な科目をやる前に一定時間を決め学習すると能率が上がります。
ところが夏休みのような長い時間があるときは、時間制限ではなく作業制限で学習するほうが効果が上がるのです。

作業制限法とは、苦手な科目の基本問題集を1冊仕上げるようなことを言います。
そのときは1冊をさらに細分化して、細分化したところをひとつひとつ達成させていくとよいでしょう。細分化したほうが、やる気が増すのです。

さらに適当に休憩を入れたり、ほかの科目に切り替えたり、変化を加えていくと飽きずに目標達成が容易になります。一度試してみてください。


4. 勉強は浮気の学習で効果倍増!

1科目に集中して長時間学習するより、何科目かをとっかえひっかえ勉強するほうが、飽きもこなくて実りも大きいものです。これを浮気の学習といいます。

苦手な科目を克服したい一念で、1科目集中特訓をしようとしがちです。心がけとしてはすばらしい。しかしそれは長続きしないものです。人の心は一般に、変化があるときに興味や関心がうまれます。
苦手な科目なら、最後まで残らないように最初に学習するとか、得意な科目と得意な科目の間にいれ、サンドイッチ型で学習したりします。そのタイミングは勉強が飽きる頃に科目をかえるのです。そうすればまた新たにやる気が起こってきます。

勉強するにしても丸一日やりづめでは、飽きてきてかえって能率が下がります。
そういう時は寝転がったり、体を動かしたり、だべったりすることで、適度に変化をつけるようにしましょう。
長時間勉強に取り組まなければならないときは、特に変化をつけるようにすると勉強ははかどります。