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子どものやる気を台無しにする親の一言

これを言われると、勉強をしたくなくなる

今回は“やる気を下げる言葉”について。
以下は、中学3年生のアンケートによる“やる気をなくす言葉”トップ10です。

1.全くあんたはダメね〜。
2.いつもあなたは、こうなんだから仕方ないね〜。
3.どうせ、あんたが努力したって、たいしたことないでしょうよ。
4.やる気になったのは嬉しいけれど、いつまで続くかな?
5.あんたなんかに、できっこないと思うよ。
6.こんな成績じゃ、お前の将来は真っ暗だね。社会の中で生きていけないよ。
7.今の時期には、3時間勉強するのが当たり前だよ。
8.さっさと勉強しなさい!本当にのろまなんだから。
9.あんな成績の悪い人と付き合ってたら、あんたもダメになるよ。
10.本人よりも成績のよい子どもに温かく接したり、言葉かけを多くしたりする態度を目の当たりにした時。
※10.は言葉ではなく、態度です

子どもは、「勉強するのが少しめんどうくさいな」という気持ちを何度もしっかりと受け止めてもらうと、「勉強をするしないに関わらず、お母さんは僕(私)を好きでいてくれる」と安心と信頼感をもつことができます。

子どもは勉強するかどうか、自分で選ぶ自由をもっています。
子どもは勉強してもいいし、しなくてもいいんです。

もちろん、どの子どもも「勉強する」という選択肢を選ぶとは思うのですが。
プライバシーはまだ中学生の子どもにも、あります。

「もう少し、くつろいでいたい」という気持ちに立ち入って勉強するように命令することは、子どもが自分の気持ちを感じている心の領域に踏み込むことになります。
このような細かいことをプライバシーの侵害と考えるのは少し行き過ぎの感がありますが、そういう見方もできる、ということです。

親子の会話を法律の切り口で語ると大げさですね。
とは言うものの、人権の問題として重くとらえることで、子どものやる気を下げてしまう口癖も直せたりするんです。