合格に一歩近づく、受験対策
合格イメージを植えつけよう
今回のお話は、受験する高校についてです。
そろそろ志望校もいろいろ話し合われている頃だと思います。
受験の高校が決まって、はい、ここを受けます。絶対、合格するつもりなので、ほかは受けません。
こんな子もお子さんの中には、きっといるでしょう。
しかし、これは、絶対にいけません。
どんなに行きたいところが決まっていて、ここ以外は受かっても行かないと思っているお子さんだとしても、その志望校の前に、一度、私立の高校を受けてください。
その高校は、自分が受ける高校よりも、レベルが少し低いところがベストです。
なぜ、こんなことをしなければいけないのでしょうか。
これには、二つの目的があります。
一つ目は、受験というものになれるということ。
二つ目は、合格のイメージを頭に植え付けること。
になります。
一つ目の受験というものになれるということは、受験そのものを体験するということです。
受験の緊張感、張り詰めた空気、周りの雑音、テストの受け方や、時間の計り方…など、こうした受験に関することは、高校ごとに多少は違っていても、重なる部分が多々あります。
これらのことを、一度でも体験しておくのと、していないのでは、雲泥の差。
はっきりと試験への取り組みに影響が出ます。
こうしたことは、模試では、味わえないこと。
練習は、あくまで練習であって。
本番の空気は吸うことはできません。
この本番だからこそ味わえる独特の雰囲気を必ず、お子さんに志望校を受けさせる前に受験させときましょう。
二つ目の合格のイメージを頭に植え付けさせることとは、その名のとおり、受けた高校の合格を手に入れるということです。
合格することで、お子さんの頭には、受験は、合格できるものだという植え付けが無意識にできます。
これが、一度も受けていなかったり、全部落ちていた場合、受験は、受からないものとして頭に植え付けられてしまいます。
こうしたことがないように、志望校に受かる前に、合格を手に入れておくことが必要となります。
このため、自分の志望校よりも、少しレベルを下げた高校を受験したほうがいいということになります。
このように、一度、受験しておくことは、いろいろな面において、必ず役に立ちます。
ぜひ、お子さんには、行かないとわかっていても、志望校の前に、最低ひとつは、ほかの高校の受験をさせましょう。
この経験が、志望校を受けるときに、冷静にテストに集中させてくれるはずです。
絶対受けさせましょう!!
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◆今回のポイント!
志望校の前に、最低1つは、ほかの高校を受けさせる。
理由として
1.受験の雰囲気を覚えることができる。
2.合格のイメージをつけることができる。
どちらも必要なので、絶対受けさせること。
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