うっかりミスが命取り!?マークシート攻略法
最大の注意点は「解答のずれ」
●選択問題、マークシートを科学してみましょう。と言っても今まで書いてきた事の繰り返しがほとんどです。復習のつもりで、再確認のつもりで読んで下さい。単純ミス防止の方法から、どうせならの技術、心理的技術、いろいろありました。
●マークシート問題の最大の注意点は、「解答欄のずれ」です。わからない問題を空欄のままで、飛ばして解答したつもりがそのまま記入。その結果1問ずつずれていくミスです。馬鹿にしてはいけません。500人に1人は必ずいるそうです。
●ましてや本番では、必ずあわてて間違ってしまいます。対策はもう知っていますよね。わからない問題もとりあえず、「解答欄を適当に塗っておくこと」です。そして、最後にやり直すのです。
●次は「解答する問題の選択ミス」である。まさか、日本史と世界史を間違える人間いませんが、国語の選択ミスとかはありえます。もちろん途中で気づきますが、時間の無駄と「あせり」があなたを追い詰めるでしょう。
●内容の一致の「選択問題」を考えてみましょう。問題作成者は、最初に「正解の文章」を書いてから、後で「間違い文章」を作る。だからこそ、どうしても選択肢には「クセ」が出てしまいます。その「クセ」を少しだけ科学しましょう。
●「短い文の選択肢は、間違い。」作成者が手を抜いて作った選択肢の可能性が高い。これは、十分に考えられます。また、今までの試験を統計学的に調べてあり証明されています。解答がわからない時、一番短い文を選ぶのは避けましょう。
●「他の選択肢と共通部分が多い文章が正解」正解文章をあちこち削ったり、入れ替えたりして「間違い文章」を作ります。だから、「正解文章」は最も共通部分が多い、という考え方です。
●「常識で考えて間違いの選択肢は間違い。」例えば、赤信号で道路をわたっても安全である。こんな選択肢は必ず間違いである。国語や英語の問題で、日常の常識から外れていたら「その文章は間違い」である。
●複数の選択肢を選ぶときは「正解の選択肢同士は矛盾しない。」だから、絶対正解の選択肢があれば、他の問題の選択肢はこれと矛盾しないものを選ぶ。絶対に正解のものが見つかれば、後の選択肢は限られてくる。
●選択肢から選ぶ問題は、設問を読んでから、本文を読む方が時間の無駄が少ないことが多い。このことも実行して欲しい。
●さて次は、数学の図形問題の科学。なるべく正確な図を描くと、選択肢が絞られることがある。「どう考えても90度にはならない。45度か60度だ。」てな感じである。ためしの図は正確に描くこと。
●計算ミスを防ぐ。そのためにはきれいな字で数字を書くこと。計算は適正な字の大きさで、きちんと空欄に整理して書く練習をしておくこと。殴り書きでは、見直しもできない。
●順番にやらなくても解答できる問題がある。2番と3番がわからないのに、4番だけ独立してできる事もある。順番にできない時は飛ばして、問題を説いてみる。(マークシートは順番に塗る。空欄禁止。)
●実は2番や3番のヒントが4番の問題にあることがあります。本日のヒントが多すぎて、消化不良のなってはいけません。残りはまた、次回に。
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