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子どもの不安を取り除く、「共感する」気持ち

一人きりの環境だけが不安を招くわけではない

不登校の子供は、孤独や不安を感じやすいものです。


学校に行かなければ友達と会えない。
日中、親が仕事に出ていると、一人きりで過ごす時間が増える。
だから、孤独を感じてしまう。


学校に行かなければ、進学できないかもしれない。
「不登校=敗北」のように扱われるなかで、自信を失う。
だから、不安を感じてしまう。


このように、環境面を考えると、
不登校の子供が孤独や不安を感じやすいことが、よく分かります。


ただ、孤独や不安を感じさせる要素は、環境だけではありません。
実は、もっと大きな要素があります。


それは、“共感の欠乏”です。


はるか昔から、人間は群れを作ることで生き延びてきました。
そのため、人間の心は共感を求めるようにできています。


これを逆に言えば、
「人間の心は、共感を得られなければ、孤独や不安を感じてしまう」
ということです。


したがって、共感してもらえない状況に置かれると、
孤独や不安が拡大しがちなのです。


不登校に関して不適切な対応を取る人に囲まれてしまうと、
不登校の子供は“共感”してもらえません。


それが原因で、孤独や不安が拡大し、最悪のケースでは自殺を選択します。


不登校の子供を持つお母さん、
子供の気持ちに共感していますか?


不登校の子供を持つお父さん、
子供の気持ちに共感していますか?


共感の欠乏は、孤独や不安を生む。
これをしっかりと覚えておいてください。

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