インターネットが普及して10年ちょっと。今やどのご家庭にもパソコンがあり、自由にさまざまなウェブページにアクセスできるライフスタイルなのではないでしょうか?今、思春期の子どもを持つ親たちは、自分たちが10代のときとは異なった環境の中に我が子を置いています。
特にインターネット。現在、ハイティーンのママパパである40歳代の親たちの時代に比べると、性を商品化した情報の量は600倍相当だそうです!携帯サイトにしろパソコンにしろ、毎日のように届くジャンクメール、売買春あっせんメール、無修正画像のアドレスを紹介するメールなど、たしかに600倍以上です。いくら親子関係がよくても、子どもが性的に健康な感性を持っていたとしても、家庭内に流入してくるこの種の情報には、どのように対処したらいいでしょうか?
子どもたちが、性を扱っている漫画やテレビやインターネットなどのメディアをどう思っているか、話し合ったことはありますか?例えば、先だって放送されていた14歳の中学生が妊娠出産するテレビドラマ。あのドラマの影響があってなのか、妊娠をした中学生が安易に出産したがるケースが増えていると産婦人科医に聞きました。
漫画でも、今の小学生向けはかなり過激。兄妹でラブホテルに行くなど、ありえないシチュエーションに大人の風俗誌も顔負けの性的描写です。子どもには見て欲しくないなぁと思うものの、クラスでまわし読みされてしまう現状を抑止できません。まずは頭から否定せずに、「こういうの、どう思う?」という一言から、子どもを守り始めましょう。
ただ否定するのではなく「これは作り話で現実的には少ないことだから、参考にはしないほうが安全かな」など、判断力を養ってあげながら話し合うのは大切なことです。
また、溢れる情報を減少させることはできなくても、取り込む側にコントロール力があれば、情報を取捨選択できます。携帯電話を買おうものなら、メールで性を商品化したサイトの案内がたくさん来ますよね。子どもたちの周囲に溢れる情報を、子どもたちがどう受け止めているか、そして大人たちは何ができるかを、その時その時ごとに課題に沿って考えることが大切です。
それにはまず、子どもがどんな質の情報を持っているかを知ることが大前提です。また感じ方や考え方を話せたとしても、負の情報が流入してくることを減らすためには、家庭内でメディアにアクセスするルールを作るのが大事です。親ならばなるべく避けたいもの。東京都の青少年育成協会「心の東京革命」WEBサイトでは「ファミリーeルール」がダウンロードできます。
携帯電話の使い方のルール、インターネット、パソコンを家庭内で使うときのルールが冊子になったものです。ぜひ、こうした題材にヒントを得て、子どもと一緒に話して実行してみましょう。子どもを守る親の真摯な態度は、思春期の子どもにとって本当は嬉しいことだと思います。
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