子どもが思春期に入る12歳くらいから、男子も女子も好きな異性ができるでしょう。
もし「好きな子ができたの」といわれたら、親としてどんなことに気をつけるとよいでしょうか。
まず、好きな子ができるのは自然なことという親の認識は大事でしょう。9歳から性腺刺激ホルモンが分泌され、早い子では小学4年生で初経があり、男子では小学5年生でも20%前後が精通を経験しています。つまり、身体が「家族を育めますよ」というサインを出すのが性ホルモンの役割でもあり、その頃から異性に関心を持つのは、生命としてとても自然な流れだということです。
ですので、子どもが好きな子についてなにか話してきたら、「あら、素敵な子ね」とか「そうなの、どんなところがいいなぁって思うの?」と子どもの感性を否定しないやりとりが大切でしょう。好きになった子を「え!なんで?あの子のどこがいいの?」と否定したり、「まだそんなの早すぎる!」とか「異性への関心を持ってはダメ!勉強に集中しなさい!」など脅し&禁止も逆効果。正直な気持ちを言えない親子関係になっていくような対話はもったいないですね。
親としては子どもの気持ちに耳を傾け、お付き合いが始まったら、その行動を把握しておくことが大切でしょう。2人きりにならないように配慮したり、性的なことは避けるように交際相手にもきっぱり伝えたほうがいいでしょう。
最近の中学生は、2人きりになった段階で「付き合っている」ことが成立し、手をつないだりキスをしたりという行動が、まるでパッケージのように繰り返されていくそうです。キスを許すとセックスまでの段階に進む可能性が極めて高いのです。ですから、キス体験をどれくらい遅らせるかが、性的なアクションを回避することにつながるわけです。中学生くらいだとキスへの憧れも強いときですから、性的なタッチやキスという行動は注意することが必要です。
いくら避妊を心がけてても中絶をしたくて妊娠を目指す人は皆無です。「まだ子どもだから妊娠しないかと思った」というのが高校生でも多い反応です。
好きな子ができたと言われたら、付き合うか、付き合わないかの意志を確認し、キスは簡単にしてはいけないことだと伝える。セックスへと急がないように、親もさらなる愛情表現をしながら会話を続けていくと、自己信頼心が高まって自分を大切に思うようになり、むやみに性的な行動をしなくなるようになると思います。
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