親野智可等さんによる「親力」アップのための集中講義
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第25回 担任の先生となじみになる方法とは?その2

前回、先生となじみになる方法として、懇談会での話の聞き方、学校に来たときの挨拶や短い会話について書きました。

次に、学校以外のところ、例えばスーパーや町中などで偶然会ったときを生かすことも大切だと思います。 この場合は、他の親が並んで待っているわけではないので、挨拶や会話でコミュニケーションを取るのに絶好の機会です。 場合によっては、少々長い会話も可能です。

しかも、場所が変わって雰囲気が変わると、いつもと違う気分で話せるものです。 スーパーや町中などでは、学校よりもお互いに気楽な気分で話せます。 また、話題にしても、子どもや勉強以外の気楽な話題で盛り上がることができます。 お互いに、いつもとは違う姿を見せ合うこともできます。 これが、なじみになるという点ではとても効果が大きいのです。 こういうとき、そそくさと別の出口から逃げていくというのは、もったいないと思います。

次に、家庭訪問や面談など、1対1になるときを生かすことも大切だと思います。 話の聞き方については、前回書いた懇談会でのそれと同じです。 そして、親の話としては、子どもの様子についてあまりマイナス面のことを言い過ぎない方がいいでしょう。 その子に対するいいイメージをもってもらうためには、できるだけプラス面の話をすることです。

もちろん、その子の指導上担任の先生に知っておいてもらった方がいいことについては、その限りではありません でも、言っても仕方のないマイナス面をやたらにあげつらうのは、親としては損なやり方です。 その子のいい面を、担任の先生に教えてやった方がいいのです。

それと同時に、好感度を上げてなじみになるという点からは、先生についての話もするといいと思います。 1つには、子どもが先生をどう思っているか話してやることです。 例えば、「先生の話が面白いと言っています」「先生にほめられて喜んでいました」「授業が楽しいと言っています」「先生が大好きみたいです」などです。

もう1つは、親が先生をどう思っているか話してやることです。 例えば、「先生に受け持ってもらいたかった」「近所の人から先生の評判を聞いていたので、受け持ってもらってうれしい」「先生の授業は分かりやすいのでありがたい」「先生の温かい雰囲気がうちの子に合うみたい」などです。

もちろん、全くの嘘を言う必要はありませんし、お世辞を並べ立てましょうとか、先生に媚びを売りましょうなどと言っているわけでもありません。 そうではなく、その先生のいいところを見つけて、それを口に出して伝えてやればいいのです。

そして、これは、先生を育てるという点でも大切なことなのです。 それは、先生に自信を持ってもらって、ますますやる気を持ってもらうことにつながるのです。 実は、親からほめられるというのは、先生にとってものすごく大きなエネルギーになるのです。 そして、そのようなエネルギーをもたらしてくれた人は、もちろん好感度アップです。

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親野智可等せんせいプロフィール
本名・杉山桂一(すぎやま・けいいち)。1958年生まれ。教師生活23年の経験を生かして発行している超人気メールマガジン『親力で決まる子どもの将来』は、教育関係で群を抜く4万人の読者を持つ。これらをまとめた書籍『「親力」で 決まる!』とその第2弾『「プロ親」になる!』が宝島社より、また、新刊『「かしこい子」になるやわらか親力!』が大和書房から好評発売中。

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▲ 第26回〜はこちら
第25回 担任の先生となじみになる方法とは?その2
第24回 担任の先生となじみになる方法とは?
第23回 あなたは担任の先生となじみになっていますか?
第22回 人生を変えるひどい言葉
第21回 人生を変えるほめ言葉
第20回 相手が本当に喜ぶほめ方とは?
第19回 子どもの立場に立って考えてみると、解決策が見つかる
第18回 『これさえやればすべてうまくいく』という方法はあるか?
第17回 子どもが必要としている言葉を贈るには、どうすればいいか?
第16回 今の今を生きる
第15回 子どもを楽しむ
第14回 双方向メディアで人間関係をよくする
第13回 2年生には2年生なりの人生の思い出がある
第12回 好き嫌いをなくしてやるにも、余裕が必要
第11回 お笑い系の子ども
第10回 高学年の子を読書好きにさせるには?
第9回 自分の子供がかわいく思えない方々へ
第8回 自分の価値観を最優先にした子育ての結果とは?
第7回 旅行には、地図帳を持って行こう
第6回 授業参観から見えるもの
第5回 がんばったときのことをいつも思い出せるようにしておくと、自分に対するいいイメージができる
第4回 算数が得意になる一番の方法は、生活の中で数字に親しむこと
第3回 子供のコップの水は少しずつたまる
第2回 子供を伸ばすコツは、ただ1つ
第1回 忙しい朝だからこそ、やるべきこと
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