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発想力を磨く!チラシ活用術

身近なものが教材になる

(1)チラシで自己教育力を高める!
チラシを見て、類推する力を高めましょう。例えば、次のようなチラシがあります。

トヨタ 期間従業員募集
このチラシから、どんなことを思い浮かべますか。この文字から類推してみましょう!
<解答>景気が上向いてきたということ。
従業員募集が出るということは、商品をたくさん作らねばならないということです。ということは、商品の売れ行きが好調だということです。

では、次のチラシはどうでしょう。デパートのチラシがありました。

「大道産子市」
このチラシから、「北海道の名産をリストアップしなさい」という問いが可能ですね。写真つきで、たくさんの北海道の産物が紹介されております。例えば、カニ、サケ、昆布…。
さらに、昆布でもたくさんの種類があります。「昆布の種類をリストアップしなさい」と問うこともできます。チラシに紹介してあるのは、「羅臼昆布」「日高昆布」「利尻昆布」等々です。地図帳で、これらの地名を必ず確認しましょう。


一方、不動産チラシでは、航空写真と地図の比較ができますね。学校周辺の地図だと、それこそ中学年の社会科の学習にもってこいですね。

また、スーパーのチラシは容易に手に入るでしょう。あなただったら、このチラシでどんな学習をしますか。たとえば、
<1>消費税の計算練習ができます。
<2>その野菜がどこから来たかを調べ、地図帳で確認します。
<3>そのスーパーの住所と電話番号を調べましょう。
<4>そのスーパーの今回の「売り」は何でしょうか。いちばん訴えたいことは何でしょうか。
<5>ある時間帯に商品を安くするなど、そのスーパーの「売るための工夫」をリストアップしましょう。
こんなことが考えられます。それを自分で考えて、やってみるのです。

(2)キャリア教育!
上記のことは、みなさんが将来仕事についた時にも、活かされると思います。仕事をする上では売るアイデア、作るアイデアが重要です。そのアイデアは、上記のチラシを使った学習でつちかわれると思います。小さい頃から発想力を鍛えていくと、かなり学習になりますよ。ぜひ、いろいろなチラシから学習方法を見つけ出していって下さいね!
今回は、チラシを使って、自己教育力をつけるという方法を紹介してみました。これを読むだけでなく、ぜひ実践してみて下さい。