ペンギンとホッキョクグマ、生息地は別の場所だった!?南極と北極の違い
気温差はなんと20度も!?
世の中には、いろいろなライバル関係があるものです。
“ケンシロウ VS ラオウ”とか“大槻教授 VS 韮沢社長”とか、“きのこの山 VS たけのこの里”とか。
そんなわけで今回は、みんなも常日頃から気になってしょうがない、極地のライバル、“南極 VS 北極”について見てみたいと思います。
みんな、南極と北極について、気になって仕方ないよね?ないよね?
まあ、つまり、南極と北極のちがいを知ろうというわけです。はい。
言うまでもなく南極は南半球に、北極は北半球にあります。
しかし、地図や地球儀を見てみると、南極は載っているのに北極は載っていません。
それは、南極は大陸であり、北極はただの氷でしかないからです。
南極は南極大陸という陸地があり、その上に雪が降り積もって氷となっている場所です。
一方、北極は、海の上に大きな大きな氷の塊が浮かんでいるのです。
地図に描かれるのは陸地しかないため、氷の塊でしかない北極は描かれることがないわけです。
南極と北極では住んでいる動物もちがいます。
ペンギンとホッキョクグマ(シロクマ)は、イラストなどでは一緒に描かれることも多いですが、ペンギンは南極に、ホッキョクグマは北極周辺に住んでいます。
(注:ペンギンの仲間はアフリカやオーストラリアなどにも住んでいます)
まさに地球の真反対に暮らしているわけですから、お互いの存在など知りようもありません。
動物園では近い場所に配置されることが多いですが、たぶんペンギンは「何?あの白くて大きいやつ」と思い、ホッキョクグマは「え、何?あれ鳥なの?飛ばないじゃん」と、最初は驚いてお互いを見ているのではないでしょうか。
さて、南極と北極の共通点といえば、そりゃもちろん“寒い”という1点に尽きます。
このメルマガもかなり寒い冗談やダジャレを繰り広げていますが、南極と北極の寒さたるや、この比ではありません。
両方ともかなり寒いのですが、気温にはかなり差があります。どちらの方が寒いのでしょうか?
それはずばり!南極です。
北極の平均気温が−20〜30度なのに対し、
南極の平均気温は、なんと−30〜50度です。
両方とも極寒とはいえ、その差が10〜20度もあるわけです。これって、北海道と沖縄の気温の差か、それ以上でしょ。
球体である地球の、それぞれ反対側に位置しているのだから、気温に関してはほぼ同じでもいいように思いますが、なぜこれほどまでに差があるのでしょうか?
まず第一に、先述したように、南極は大陸であり、北極は海に浮かぶ氷だということが原因です。
南極は陸地の上に氷が乗っかっているので、高さがあります。その高さは平均で2,000mもあります。
一方、北極はただ海に浮かんでいるので、平均の高さはほぼ0m。
高い所の方が寒いということは当然のことです。
さらに、南極は下地である陸地そのものがかなり冷やされますが、北極の氷の下は海であり、液体の水である以上は、その温度はほぼ0度。
それ以上は冷えないわけです。
さらにさらに、北極には、赤道からの暖かい海水が流れるのに対し、南極の周囲には『南極環海流』という寒流が流れており、暖かい海水が流れ込むのをガードしてしまっているのです。
南極 VS 北極という対決は、寒さという面でみれば南極に軍配が上がるようです。
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