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子どもの気持ち、理解できないと悩む前に

完璧を目指す必要はない

「あなたは子どもの気持ちに添えていますか?」

みなさんは、どうですか?子どもの気持ちに添えているかどうかを聞かれたらなんと答えますか?

私はね、私は…どうかなあ…正直添えてるかどうかはわかりません。
添えているような気になっている時や添えてないんだろうな…って時はあるけどね。

ただ、気がけていることは、子どもが何かアクションを起こす時、そこには、大事な「思い」があるということ。
それが、どんな思いか、具体的には、わからなくても、そこに大事な「思い」が存在していることを知っているとして接するようにしています。

気持ちに添おうとすると、つい、それがどんな思いなのか内容を具体的に知ろうとしてしまいます。
状況によっては、具体的に知ることが必要な時もあるかもしれませんが、実際に、子どもに限らず人が相手の思いに「そのままピッタリ」と添えることってあるでしょうか…。

いくら、子どもでも、生まれ方や育ち方、持っている性質が違います。
似ていたとしても、似ているだけで、人はみんな違います。
だからこそ、まず内容を具体的に知ろうとする前に、ここに、目の前の人のなんらかの「思い」が存在している、そのこと自体に気づいておくことが大事だと思います。

なぜ、今回のメルマガでこのようなお話をしているかと言うと、

「子どもの気持ちに添えないんです…」
「子どもの思いに応えてあげられていない」

など、子どもの思いに対するご相談が寄せられているからです。

「子どもの思いに添えているか」「応えてあげられているか」
その視点を持っていることって素敵です。

ただ、完璧に添ったり、応えたりを求めていくと、自分を責めかねません。
ママが自分を責め出すと、子どもちゃんもキュっと縮んだ感じになっちゃいます。
すると、子どもちゃんが自分の思いを表現し辛くなりかねません。

添えているか、応えてあげられているかどうかわからない
それでOKだと思います。

大事なのは、ただ、ここに子どものなりの大事な「思い」があるんだなということをまずしっかり感じることなんじゃないかなと思います。

最近ね、ご自身をとっても責めてらっしゃる方からのご相談が増えています。
あのね、大事な人が誰かに責められていたらどう思う?
自分を責めているということは、子どもちゃんから見たら大事な人が責められている図なんです。
ママ自身の中で、右の自分と左の自分が喧嘩を始めたら、子どもちゃんから見れば、大好きな人同士が喧嘩をしている図なんです。

だからね、子どもちゃんのためにも、自分を責めないでいて欲しいなって思います。
責めてるあなたも、責められているあなたも、どちらも大事なあなただから。

そしてね、あなたの中には、その二人を握手させてくれるあなたも
ちゃ〜んと存在しているからね。ヽ(^。^)ノ