親が変われば、子どもも変わる
まずは自分があいさつや、お礼を言えていますか?
先日、懇談会がありました。
『最近、子どもの事で気になっていること』をテーマに話し合いをした中で、
あるお母さんから「あいさつ」について話がありました。
「うちの子もそうなんですけど、今の子どもたちを見ていると、朝友だちに会っても『おはよう』ってあいさつしないで、そのまま学校に行ってる姿を多く見るんです。どうしてあいさつしないの?って聞くと、だって誰もあいさつしてないから恥ずかしいと言うんですけど、それって何だか…」という話でした。
そこから話は広がり、各家庭でどうやって子どもたちにあいさつのことを教えているかという話題になりました。
・とにかく知らない人でも近所で会った人にはあいさつするように言っている。
・こんな世の中だから、知らない人には絶対に話しかけないように伝えている。
・あいさつは、小さい時、自分もできなかった。でも大人になった今はちゃんとできるようになってるから子どもに強要してもしかたないと思って、自分からするようになるまで見守っている。
・おじいちゃん、おばあちゃんと同居していて、毎朝必ず見送ってもらってるからきっとその姿を見ていつかその思いを引き継いでくれるのではないか。だから今はうるさくは言っていない。
…等など。
最後に話す順番が回ってきたお母さんが話してくださいました。
「今、皆さんの話を聞いていてずっと考えていたのですが、うちの娘ってなかなかあいさつしないなって思っていたんですけど、そういえば私自身も最近進んで自分からあいさつしてないことに気がつきました。この前、主人とケンカした時にはしばらく口を利かなくって…。自分は家族に朝のあいさつをしてい
ないのに、娘には朝は元気に明るくおはようって言いなさいって言ってて今、反省しています…」。
親として教師として、このお母さんの発言には改めて学ばされました。
「明るく思いやりのある子になってほしい」
→お母さん自身、他人に対して優しく接しているか?
「落ち着いて物事を考えられる子になってほしい」
→お母さん自身、ゆとりをもって行動できているか?
「整理整頓がきちんとできる子になってほしい」
→お母さん自身、きちんと身の回りの整理整頓ができているか?
我が家は、毎朝が時間との戦いです。
「ほら、早く着替えなさい!何をモタモタしてるのー。今日はいつもより起きる時間が遅かったんだからー」と急かす私に息子が一言。
「ママだって、お着替えしてないじゃんっ!!ママも早くお着替えしなさい!」
「…」。
「親が変われば、子どもも変わる」
「教師が変われば、子どもたちも変わる」
今年の私のテーマです。
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