文章は観察で書く
大人も勉強になる文章の組み立て方
今日は「親子どんぶり」を観察してみましょう。
まず、目に見えることに注目します。
・どんな食材がのっている?(材料の名前)
・どんな器に入っている?(器の形や大きさ・器のもよう・大きさ)
つぎに、鼻で観察します
・どんなにおい?
さらに、口で味わいます。
・味は(甘さは?かたさは?など)
これらをひとつひとつ観察しながら書きます。
たとえば(例)です。
昼食は好きな親子どんぶりです。
どんぶりには、たまねぎ・鶏のもも肉にたっぷりの卵(←視覚<目>)
がのっていました。青いグリーンピースや黒い味つけのりもありました。小さ
いきのめもありました。これらがおいしそうな炊きたてのごはんの上にのって
いたので、わたしは「ごっくん。」と生つばがでる気分でした。入れ物の器が
まっ白で、直径が20cmもあるような大きな鉢だったので、食欲を満足させ
るのに十分でした。
においはあまく、たぶんたまねぎのいいにおいなのでしょう。(←嗅覚<鼻>)
「いただきます。」と言って、口に入れるとだし汁のせいか、
何ともいえないおいしさでした。(←味覚<口>)
「こら、そんなに口にいっぱい入れたらだめだ。」としかられてしまいました。
鶏の肉もやわらかく、わたしは幸せな気分になれました。
作文の公式1、読みやすい文の読点は「ひとつまで」
公式2、ひとかたまりの文章は「3つの文」にする
<1段落は3文で!=3・3方式>
公式3、1段落の3文を「つなぎことば」でつづける
公式4、「つなぎことば」は、つぎの文を規定する
公式5、つなぎ言葉のえらび方で文が生き生きと動き出す
公式6、つなぎ言葉を使うと物語も報告文もできる
公式7、文章は観察で書く。<五感法>
公式8、色ぬり法の色は黄色と緑色
公式9、段落のはじまりは黄色でマスぬりする
公式10、段落づくりは「作文のお医者さん」で進める
公式11、 作文を書く前に「作文の計画」をつくる
公式12、 文の書き出しを「ガイド」でそろえると書ける
公式13、 文章の書き出しひとつで読み手が引きつけられる
公式14、 意外なことを書き、「実は…」と続くと文への関心が高まる
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