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将来の夢を持つ子に親がすべきことは?

今どきの小学生、なりたいものは?

初めから、自分のしたい仕事を選び、その道を歩めばいいのです。
この文のままでは、大人の立場である親から子供に向かっていう言葉です。
これでは、会話自体が一方通行になってしまいますので、子供にしてみれば、意味がありません。そこで、子供の立場に立った言葉に直す必要があり、おおかた以下のようになるでしょう。

あなたが大きくなったら、何をしたいかね。
では、それになるには今、何をすべきなのかね。

「小学生の進路・進学意識」※Benesse教育研究開発センター 第4回学習基本調査報告書(小学生版)より引用。ベネッセさん ありがとうございました。

小学校の男の子であれば、「野球選手」15.7%、「サッカー選手」10.2%、「サラリーマン」「医師」
小学校の女の子であれば、「保育士・幼稚園の先生」9.3%、「ケーキ屋さん・パティシエ」8.5%、「看護師」「芸能人」「ファッションデザイナー・デザイナー」

という報告があることから、たいていの子供は、格好よくて、人から好かれるような職業を答える場合が多いと思います。しかしながら小学生という知的水準を考察すると、ほとんどの場合は、非現実な職業や夢がまじっている場合があるでしょう。例えば、「パパと結婚して、主婦になる」「ウルトラマンになる」など実現不可能な夢が出る場合もあります。更に学年があがれば、「一流ボクサーになりたい」「パイロットになりたい」「女優になりたい」など、きわめて困難な道を歩むであろう職業をいう場合もあります。

ここで、「あなたが大きくなったら、何をしたいかね」の次の質問を用意しなければならないのです。