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国語力に差がつく、本読みの注意点

家庭学習、どれくらい付き合っていますか?

【対象】幼児〜小学校低学年
【場所】家庭で
【状況】小学校入学前のお子さんならば、本を一緒に読むとき。
小学校低学年のお子さんならば、学校の宿題で本読みの課題が出たとき。

↓賢いあなた、どうします?

国語力を養うためには、一字一句、正確に読むことを指導しなければなりません。たとえば、次のような例があります。
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1.「△△です」を「△△でしょう」と読む。
2.「わたしは」を「わたしが」と読む。
3.「、」や「。」を無視して、つなげて読む。
4.「てにをは」を抜く。
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違うように読んでも、意味には大きな違いがない場合がありますが、必ず指摘して読み直しをさせるべきです。親御さんのなかには「意味は同じだから、書いてあることと違うように読んでもいいじゃないか」と考えられている方もおられますが、正確に読むことが国語力の出発点となるのです。

「わたしは」や「わたしが」という場合など、細かな点における意味の違いがわかるようになるためにも、まずは文章を正確に読まなければなりません。書いてある通りに読むこと、これこそが将来の国語力の発達につながっていきます。

《今回の「賢い親マニュ」の効果》
幼児期や小学校低学年の時には、親御さんが子どもの勉強に十分注意を払ってあげて下さい。小さいときに面倒を見てあげると、子どもの自立も早まります。幼いときに十分に面倒を見ていなければ、子どもの自立は阻害されます。家庭教師としてお子さんを見ていると、幼いときに親がどれほど面倒を見ていたかということが、よくわかります。親御さんが十分に面倒を見てあげていたお子さんは、しっかりと自立し、きれいな字を書き順通りに書き、学習面の発達も順調です。逆に、親御さんが面倒を十分に見てあげていなかったと思われるお子さんは、学習面においても発達は未熟になっています。
幼いときに、親御さんがどれほど面倒を見ているかどうかが、将来の学力に大きく関わっていきます。

《今回の「賢い親マニュ」の注意点》
小学校に上がると、多くの学校で本読みの宿題が出されます。その場合は、子どもに勝手に読ませるのではなく、必ず親御さんがそばについて間違いがないかどうかをチェックしてあげて下さい。ほんのちょっとの時間です。必ずお子さんの相手をして下さい。このちょっとした時間が、お子さんの将来にとっては貴重なものなのです。将来のお子さんの学習能力に大きな影響を与えますので、しっかりとお子さんの家庭学習につきあって下さい。