長文を読みこなすポイントとは
まず見つけるのは「結論」から
説明文の「テーマ」と「結論」で困ってしまうことがあります。たとえばこんな場合です。
長文の最初の方に、“では鉄道の歴史はどのようになっているでしょう。”と書いてあるので、これがテーマだと考えます。
長文の中盤に、
“江戸時代は…
明治時代は…
昭和の始めは…
昭和の終わりは…
今では…”
と書いてあります。すると、これが鉄道の歴史の答えになるわけです。ここで2つの問題が発生します。
1)結論が長すぎる
2)長文の中盤に結論が書いてある
念のために、長文の最後あたりを見ると
“これからの電車は、安全でスピードが速いことはあたりまえだが、エネルギー効率など省エネに優れていることも必要である。”
と書いてある。あれれ…。確かに迷います。そこで、「結論」をまず考えましょう。
さっきの例でいけば、最後にある
“これからの電車は、安全でスピードが速いことはあたりまえだが、エネルギー効率など省エネに優れていることも必要である。”
が結論です。なぜなら、これが筆者の言いたかったことだと思うから。
では、この結論から、テーマを作りだすとすると、「これからの電車はどうあるべきか?」というようなものになるはずです。少し筆者の脳の中が見えてきましたか。
これからの電車の話をする前フリとして、電車の歴史について書いたのです。
つまり、前半から中盤までは、本論の前フリだったのです。だから、中盤に結論らしきものがあったのです。
このような文が時々ありますので、まず「結論」を見つけ、その後に「テーマ」を考えていきましょう。
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