子どもの人生を変える、ほめ方の7原則
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「後でほめてあげよう」と考えない
原則4.タイミングよくほめる
子どもにとってほめられてうれしいと感じる時にほめることも大切です。
原則として、子どもが何かよいことをしているのを見たら、その場ですぐにほめるといいです。
そうすれば、短い言葉でも説明なしに、印象深く伝わります。
それに、後でほめてあげようと思っていて忘れることも防げます。
そのためには、子どもをいつもよく見て、子どもの細かい変化を見逃さないことが大切ですね。
そして、よい変化があったら、すかさずほめるのです。
「いいね」
「よくできたね」
「えらいなあ」
「お母さん、うれしい」
ほめ言葉を口ぐせになるくらいに、毎日たくさんほめる親となりたいものです。
原則5.結果だけでなくプロセスもほめる
失敗したときは、子どもはその時の結果だけ見て落ち込んでしまいます。
努力しても結果が思わしくないということは誰にでもあるのです
なのに、親もその結果(数字)だけ見て、
「全然がんばってないじゃないの」
「努力が足らない」
など叱ると、子どもは「もう、やる気なくなるなあ」と気持ちが沈んでしまいます。「自分はダメなんだ」と自信を失います。
でも、結果だけで判断せずにそのプロセス、その取り組み方やがんばった点を見つけると、子どもは違った受けとめ方をするものです。
親「昨日は、テレビも見ずに試験勉強してたね。感心したよ」
子「うん、でも、慌てて詰め込んでもダメだね。これからはもっと前から準備するようにするよ」
親「今日の試合負けたけど、いいパスがたくさん出せたね」
子「パスの練習はだいぶしてきたんだよ。これからは、もっとディフェンスの練習もするよ」
親が自分をよく見てくれていて、その取り組みのよかったこともほめてあげると、子どもはまた自分の目標に向かって意欲をもって努力できるようになるものなのです。
原則6.続けさせたいことをほめつづける
子どもを変えるには、段階があります。
親の一言で、子どもが変わるのはまれです。
それでも、親の一言がきっかけで、気持ちが変わり、行動が変わることがあります。
同じような行動を繰り返すことで、それが習慣化され、徳になります。
そして、よい徳をもっている人は、運命も人生も変わってくるのです。
子どもをほめるときには、続けさせたいことをほめましょう。
行いは続けることによって、習慣となり、その人の徳になります。行いを続けさせるためには、ほめ続けることが必要です。
毎日続けてほしいのなら、毎日ほめましょう。
親がどれだけほめ続けることができるか、それが子どもの行動になり力となるのです。
原則7.愛情をもってほめる
言葉は使う人の心のあり方によって、相手への伝わり方が違います。
心のあり方は、顔の表情や声の出し方などになって表れ、子どもでも敏感に感じ取ります。
どんなに美辞麗句のほめ言葉でも、無表情でぶっきらぼうに並べたててられば、それが本心でないことが感じ取られ、うれしさは湧いてこないものです。
でも、たとえ「がんばったね」「よくやってるね」というシンプルな言葉でも、親が子どもの努力や成長を喜んで心から発する言葉であれば、それは親の表情にもあらわれ、十分に子どもに伝わります。
ときには「大好きだよ」「わたしの宝ものだよ」と愛情をストレートに表わすことも大切です。
たとえ些細なことであっても、子どものよさを親が喜び、愛情をもって心からほめることで、子どもを喜ばせ、自信をもたせ、やる気にさせるのです。
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