苦手科目を着実に克服する勉強法
苦手科目の中に「得意分野」を持とう
なにか1つ得意なものをつくっておく。
他人との相対評価で決まる入試では非常に重要なことです。
国語・算数・理科・社会と4つの科目がありますが、
どれか1つでもかまわないので得意な科目をつくることは当然のことながら有利になります。
しかし、「得意なものを1つつくる」とはこれだけを意味してはいません。
大事なことは『すべて』で得意をつくることです。苦手科目であっても例外ではありません。
例えば、理科が苦手だったとします。
苦手だからといってそのまま放っておいていいはずがありません。しかし、いきなり得意になるのはムリです。
ですから、どれか1つだけ得意にしましょう。理科であれば物理・化学・生物・地学と4つに分かれるからどれか1つ。
しかし、分野別に分けても得意にするにはまだ膨大すぎます。
またこれを細かく考えます。物理分野を得意にするならどれか1つの単元。たとえば浮力。浮力なら完璧という状態をめざします。
浮力ができるようになったら化学分野の気体の単元。そして生物分野の人体、地学分野の星…。
こうやって少しずつ細かく分けて得意をつくっていくと、苦手な科目であってもとりあえず形になっていきます。
大事なことは「ここなら大丈夫」というものをつくることで、苦手意識をなくしていくことです。
ムリをして一気に苦手を克服しようとしないでください。
できそうなところから1つ1つ、それがどんなに細かいものでも、得意にしていくことが大切です。
歴史が苦手なら大正時代からはじめればいいんです。覚えることが少ないですので楽です。
ちなみに大正時代で覚えることはこんなもんです。
・米騒動と原敬
・吉野作造と民本主義
・関東大震災
・普通選挙法と治安維持法
別に歴史に限りません。他の分野・他の科目にだって楽なところはあります。
それらを探して細かく細かく得意にしていってください。
いつの間にか得意科目になっていることも十分にあり得ます。
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