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算数、数学のノート作り

弱点を途中式や、解答欄から見つけ出す!

算数、数学はノートに書いてある途中式や考えている過程などを見れば、
お子さんの理解力、学力が案外分かるものです。

一度お子さんがどのようにノートを使っているかチェックしてみてください。

(1) 日付、問題のページ、番号がしっかり書いてあるか

後で見直すことを意識したノート作りをすることが大切です。

(2) 読める字でしっかり書いてあるか、
  図は定規などを使ってしっかり書いているか

授業のノートが雑で読めない状態になっていたり、図が適当なノートになっているお子さんほど、内容を理解してないというケースが多いようです。家庭学習でも、読める字でしっかり書いて、図は定規を使って書くよう指導してください。

(3) 途中式が残っているか
  間違った問題を消しゴムで消してしまっていないか

途中式をすぐ消してしまう癖がついている生徒さんが多いようですが、計算したものが残っていないと後でどこで間違ったか分からなくなってしまいます。また消すことで計算に対する集中力がなくなることもあります。計算をする時は消しゴムを出来るだけ使わない方がいいでしょう。家庭ではボールペンで計算練習をし、間違えたら最初からやり直すようにしてみるといいかもしれません。

(4) 自分で解くスペース、正答や考え方を書くスペースを十分とっている

算数や数学のノートを使う時に、ぎっしり計算をつめて書いていて、答えあわせで間違ったら上から赤で書きつぶしてしまうようなお子さんが多いようですが、これでは自分で何を間違えたのか確認出来るようになりません。問題を解くときは、計算の場合は数行スペースを空ける、文章題や図形問題の場合は右側などに線を引いて、スペースを空けておくようにしてください。

(5) マス目のあるノートを使う

一般の大学ノートですと、丁寧に計算が出来なかったり、図やグラフが上手く書けないために、雑になってしまうことが多いようです。数字や図が綺麗に書けないお子さんには、低学年の時に使ったようなマス目のあるノートを使うことをおすすめします。

中学生でもグラフや図形を使った問題が多くなるので、マス目のあるノートの方が使いやすいかもしれません。文房具屋で自分が使いやすいノートを探してみることをおすすめします。